2011.09.30 Friday
大船渡市赤崎町の瓦礫2次選別所
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おはようございます。
昨日、新しいニュースがありました。
再び高速道路の東北道が無料化になるそうです。
前回とはことなり、今回のものは全車両だそうです。
開始時期は今年の12月以降だそうです。
東北の高速道路が無料となると、人の出入りも活発になります。
きっと、今年世界遺産に登録された平泉中尊寺や東北各地の観光地に赴く方が増えるのではないでしょうか。
さて、今日の写真は、大船渡市赤崎町の瓦礫の2次選別所です。
大船渡市の瓦礫の処理の状況は、急ピッチで進められていますが、
前にも書いたようにいろいろな種類のものを選別しなくてはならなく、
作業は重労働です。最終的には、人の手で選別しなくてはできないことあるそうで、
作業員の方には、本当に頭が下がる思いです。
ある程度、瓦礫の仲間分けができた時点で、こちらに運び込まれるようです。
以前は車の置き場所になっていました。
震災後、車の持ち主がこの地に訪れて自分のものがないか確認をとっていたそうです。
その車たちもかなり数が減ってきてました。
これは冷蔵庫の廃棄物の山です。
家庭用の冷蔵庫だけでも一山できてしまいます。
その他、木材、金属類、コンクリートなど仲間分けされた状態で瓦礫が山になっています。
今後、再利用される事になります。
その2次選別所のとなりには、満潮になると海水が入ってくる低い土地があります。
干潟とでもいってもいいんばしょうでしょうか。
こちらの様子は、半年近く見ていますが、瓦礫がそのままの状態で残っています。
震災からあまり日がたっていない時の事を思い出します。
震災から3ヶ月後くらいまでは、あたりはこんな風景が辺り一面にありました。
過去の写真を見直してみると、かなり片付けはすすんできたという思いと、
震災後の瓦礫の風景になれてしまっている自分がいます。
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2011.09.29 Thursday
越喜来の崎浜地区の配電設備
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おはようございます。
こちらは毎日涼しくて過ごしやすい日が続いています。
釣りの方は崎浜港ではまったく青物がいなくて小休止状態ですが、
勤務先の綾里地区では昨日、林にはえている栗の木の下をみると、
多量の栗があり、それを拾い、ゆでていただきました。
岩手県内の様々なところで、すでに稲刈りが始まっています。
収穫の秋です。
さて、今朝の写真ですが、越喜来の崎浜地区の電柱です。
写真に映っている地域は、津波で瓦礫が散乱していた地域で、
現在は瓦礫が撤去され、建物の基礎も壊して更地になっているところです。
こんな地域に電柱がたちました。
新しく配電設備が設置されてあります。
被災地でも配電の工事が進んでいることが伺えます。
崎浜地区では大学が撤退した今、学生用のアパートに工事関係の方々が住み込んでいますが、
車を走らせていると、電気工事関係の作業者もよく走っています。
全壊した家屋を立て直す事は、まだ、禁止されていますが、
半壊している家屋は修繕をして再び住居にもどられている方も多いです。
生活をする上で、電気は欠かせないものなので、
電気の配線工事も様々なところで必要とされていることが私としても
想像できます。
それから、崎浜地区のヤマザキYショップ。
どんどん工事が進んでいます。
住民の一人として、営業再開が待ち遠しいです。
今もって、ちょっと何かを買おうとなると、国道45号線のローソンにいかなくてはなりません。
最後に、もう一つ。
瓦礫のお話。
東京都がごちゃ混ぜになっている岩手県の瓦礫(金属、コンクリート、使える木材などを取り除いたその他の瓦礫)を受け入れるとのニュースを見ました。
震災から半年経ってもこの手の瓦礫はまだまだ山の状態からあまり処理が進んでいません。
東北各地では焼却したりして、少しずつはへっていると思いますが、目に見えて瓦礫の山の数が減っていませんでした。
東京都が東北各県以外では、初だそうです。
東京都がはじめた事により近隣の各県にも波及していけばいいなと思います。
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2011.09.28 Wednesday
本格的に秋をむかえた崎浜
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おはようございます。
近頃、三陸地方は気温がぐっと下がり、
なんだか、本格的な秋を迎えています。
紅葉はまだまだですが、
これから楽しみです。
それから、紅葉の前の栗。
野生の栗が、林に落ちています。
この前の台風でかなりのいがぐりが落ちていて、
近頃では拾いたい放題になっています。
ただ、野生の栗は、栽培されているものとちがって大きさが半分くらいしかないので、
大きいのを見つけると、ほくほくです。
さて、今朝の写真は、三陸町越喜来の崎浜の様子です。
ちょっと前まで、崎浜の港では、イナダ、カンパチなどの青物が回遊してきていて、
釣れていましたが、近頃は全く釣れなくなってしまっています。
青物たちはどこへいってしまったのでしょうか。
彼らの遊泳能力もすごいものです。新しいえさ場、イワシなどの小魚を追い求めて常に移動しているのでしょう。
さて、その崎浜の港。
釣りにいってもつれないので、写真を撮る事にしました。
海は秋特有の穏やかです。
風もなく、とっても過ごしやすい気候です。
前にもお話しましたが、三陸地方の港湾は海水が侵入して、
潮が高いときでは防波堤の上40センチまで海水があがってきます。
このような状況なので、船舶をとめておくのは大変なようです。
そこで、近頃見つけたのが、写真にあるような簡易的な停泊所。
建築用の金属製のパイプで櫓を作り、潮があがってきても船を停泊できるようになっています。
さて、次の写真。
海水の侵入が相次いでいるので、防波堤の上も変化があります。
防波堤の上も、いわゆる潮間帯になっているので、藻類がびっしりとはえていて、
かなり滑りやすい状況になっています。
それから、動物もいます。
貝類です。
写真のものは、フジツボがくっついたカサガイです。
海水面が上昇してしまったので、水面下にいる貝類も防波堤の上にやってきています。
ときには、ムラサキウニが防波堤の上に取り残されてしまっていることもよくあります。
そんなときは、拾って海に投げ返してやっています。
崎浜港の朝日です。
近頃は朝、6時ちょっと前に東側の山から顔をだし拝めます。
秋を迎えた崎浜地区です。
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2011.09.27 Tuesday
大船渡市赤崎町、赤崎小学校付近
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おはようございます。
昨日は、アップできずにすみません。
昨日は私事ですが、東京から帰ってきて、アップする時間がありませんでした。
というのも、昨夜11時頃、気仙ライナーで池袋を出発し、今朝7時に三陸町越喜来に到着し、
その足で、8時までに勤務地綾里に滑り込むという荒技を敢行しました。
なんとか、7時55分に勤務場所にはいって、何事もなかったように仕事をはじめました。
なにか一つでも遅れてしまうと、遅刻になってしまう綱渡り通勤をしてしまいました。
というわけで、昨日の朝のアップはできませんでした。
さて、三陸にもどってきました。
気温が低いです。
涼しいを通り越して、寒いですね。
朝夕は15度ないのかもしれません。
気温が下がってきています。
それから、話は飛びますが、
大船渡で、現在、サバが釣れているみたいです。
大船渡のサンアンドレス公園前のふ頭の前がいいポイントだそうです。
きっと、常連の釣り客が毎日、釣りをされていることでしょう。
さて、今朝の写真は、大船渡市赤崎町の赤崎小学校付近の写真です。
赤崎小学校は、今回の震災で被災してしまい、グランドは瓦礫置き場になっています。
瓦礫置き場の作業員の為のプレハブです。
奥にあるのが赤崎小学校の瓦礫の山です。
校舎が見えないほどに瓦礫が山積みになっています。
現在、作業員の方が、仕分け作業をして、少しずつですが、ごちゃ混ぜになっている瓦礫の量は減ってきています。
一時期は、腐敗した水産物もこのグラウンドに埋め立てられていました。
現在は、それを掘り起こして別に地に運ばれています。
左に見えるのが赤崎小学校。
写りがわるいですが、右に見える樹木は、桜です。
以前、震災後に桜の花をさかせ、TVにも報道された木です。
赤崎小学校付近は、平らな土地が海に面した地域です。
現在は瓦礫が撤去され何もない状態になっています。
半壊した建物がぽつりぽつりとあります。
これも半壊した建物です。
修繕されている様子はまだありません。
以上、大船渡市赤崎町、赤崎小学校付近の様子でした。
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2011.09.25 Sunday
大船渡市赤崎町、蛸の浦地区
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おはようございます。
3連休の最終日、いかがお過ごしでしょうか。
最近、三陸町綾里の小石浜のホタテの養殖をされている方とお話する機会がありました。
小石浜のホタテは、つぶが大きく、自然の環境で越喜来湾内に筏に吊るして養殖がなされていました。
今回の震災で養殖が全くできないほどに、被害を被ってしまいましたが、
来年3月には初出荷ができるよう養殖業者の方々は日々がんばっていおられます。
ホタテの養殖は、おおむね3年かかるといわれています。
とくに小石浜のホタテはつぶの大きなものを出荷するということを念頭においてやっておられるので、時間がかかります。
そんな話をしましたが、来年の3月にはだせるように、他の地域からホタテの稚貝をもってきて、既に養殖が始まっているそうです。
養殖に関しては、ホタテ貝を大きく育てるために、餌となるプランクトンを近くの付着生物、例えば、ホヤやフジツボにたべられないよう定期的にホタテ貝の周りを奇麗にしてあげないとだめなようで、それが養殖に全行程を通して大変な作業なようです。
9月となると、アカフジツボの付着する時期です。
これからどんどんフジツボの幼生の付着がはじまり、知らぬ間にどんどん成長していってしまうじきです。
アカフジツボなんですが、
ブイやロープにもよくみられるフジツボの中でも外洋性のフジツボで、
比較的体のサイズが大きく、殻自体が赤い色をしているのが特徴です。
是非とも小石浜のホタテの養殖を復活させていただきたいと思います。
さて、今日の写真は、大船渡市赤崎町、蛸の浦地区の様子です。
以前にも何回か触れましたが、赤崎町の中でも三陸町の綾里地区と隣り合っている地区です。
赤崎町全体が津波で大きな被害をうけました。
その後、様々なボランティアの方々がはいっています。
その中でも、ちょっと前に触れた側溝の掃除で、大船渡市の盛川付近からこの蛸の浦の東のはじまで、長さにして5キロもあるのでしょうか、そんな大変な長い距離の道のりの道路の側溝の掃除が終わっています。
おかげで雨が強い時も、下水がしっかりなされて地域に水がたまってしまうということはありません。
写真は、赤崎町蛸の浦地区の清水(しず)から合足(あったり)に向う交差点の地点から。
この地区はその雨水からの排水はしっかりなされていますが、
潮の満潮時には、潮位が高くなって以前は道路のあたりまで海水が入ってきていました。
土のうの奥川が海水が入ってくるところです。
潮が高いときには、道路全面に海水が入ってきます。
現在はこのように土のうと、道自体に土をもって高くしてあります。
大船渡市でもこのような場所はいくつかあって、おそらく他県や他の地域でもおなじような事がおきているのではないかと思います。
話題がかわって、蛸の浦地区は船が停泊されている場所がいくつかあり、
牡蠣の養殖も盛んなところでした。
それから、蛸の浦といえば、去年のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」の撮影場所でもあり、
主演の福山さんなどをはじめ様々な方の震災後の支援や訪問があった場所です。
小型の船を修理するマリーナもここにあります。
以上、大船渡市赤崎町の蛸の浦地区でした。
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2011.09.24 Saturday
宮守村と室根村
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おはようございます。
今週まで行われていた気仙地区中学総合体育大会
いわゆる新人戦ですが、野球の部では、なんと綾里中学校が優勝しました。
前評判では大船渡や陸前高田などの大規模校が優勝候補といわれるなかで、
決勝では小規模校同士の大船渡市立日頃市中学校と綾里中学校が対戦。
綾里4−0日頃市で、綾里中学校が優勝。3年ぶりに優勝旗が綾里に。
地域の方々はたいへんな盛り上がりようで、準決勝からは全校70数名を住田球場にバスで乗り入れての全校応援となりました。
気仙地区は大船渡、陸前高田、住田の3市町村で全部で16校ありますが、
三陸町の吉浜と小友の中学校が、近年の生徒の減少にともない自校では野球部の所属の人数からチームの編成ができず合同チームになり参加しています。
よく一般に盛り上がる高校野球は、この気仙地区では大船渡高校、大船渡東高校、陸前高田高校
の3校しかなく岩手県という広域で熱戦が繰り広げられますが、中学の部は、どちらかというともっと地域に根ざした学校同士の戦いとなっていて、保護者をはじめ、地域の野球の指導者、など毎年盛り上がります。
野球というものは、なんだか地域のチームが勝つと、とても盛り上がるものですね。
さて、今日の写真は少し目線を変えて、岩手県内陸部の宮守村と室根村のものです。
正確には、以前はこの地名で「村」という名がついていましたが、
平成の大合併の後は、宮守村は遠野市と、室根村は一関市と合併しています。
まずは、旧宮守村。
宮守村は盆地になっています。
栄えている岩手県内陸部ももちろん北上川沿いの長い盆地になっていますが、
宮守村、遠野市は北上山地ないの小さな盆地になっていて、のどかな田園風景があります。
有名なものは、この眼鏡橋。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになった高架橋です。
古い作りで今もこの橋の上を電車が通ります。
夜はライトアップされています。
それから、旧室根村。
室根村は岩手県と宮城県の県境にあります。
現在は一関市と合併していますが、最寄りの大きい町は、宮城県気仙沼市です。
旧室根村には、気仙沼でお仕事をされる方が多いそうで、
中でも室根から気仙沼で働かれている漁師の方もいるそうです。
その気仙沼の漁師の方々は、隣り合っていてる現在の一関市の山に木を植えるとか。
山から注ぐ川のミネラル分が海を豊かにし、植物プランクトンの成長に大きく関わっています。反対に山の木を切りすぎてしまって、今回の大雨などで土砂が流れ込むというような事があった場合、内湾の表層にいるプランクトンはまだしも、海底にいる藻類、貝類など大きな影響がでます。
話がそれてしまいましたが、
室根村のシンボルはなんといっても室根山。
雄大で奇麗な成層火山の形になっています。
室根の顔です。
岩手県各地の内陸部ですが、車で走っていると
田舎の田園風景があります。
稲も順調に実ってきています。
実りの秋です。
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2011.09.23 Friday
焼き秋刀魚
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おはようございます。
台風が去った後、天気は一様に晴天になるものなのですが、
どうも今回のものは違いますね。
曇っているときもあります。
そもそも台風は大きな低気圧なので、あたりにある暖かい空気、冷たい空気、湿った空気、乾いた空気など全部を中心に巻き込んで、一度に雨を降らせていくので、その後の天気はからっとした秋晴れになるはずなのですが、どうも今回は、それがそうではないみたいです。
さて、こちら三陸地方ですが、
近頃、よく目にするのが道端で作業されている方です。
長いロープをはり、なにか作業されています。
これはワカメの養殖の準備です。
この時期にワカメの種(胞子が発芽したもの)をロープにつけて、
筏くっつけて冬まで湾内で養殖が行われます。
今年のこの時期を逃したら、来年ということになります。
陸の畑と基本的にはおなじですよね。
水温が関係しています。
海藻の仲間は日光、それから水温と無機の栄養が必要です。
さて、話がかわります。
今日は秋刀魚を焼いてみました。
今までかなり秋刀魚の刺身を食べてきましたが、
なんだかちょっと飽きてきたので焼いてみました。
脂がのっているのでガスで焼いても、相当下に脂が落ちています。
ゆっくり、お腹あったリがじゅくじゅくしてくるまでゆっくり焼きます。
内蔵が美味しいです。
秋刀魚は植物プランクトンを食べているので、はらわたは少し苦いですが、
苦みの中にもなんだかうまみがあります。
とくに肝臓あたりがうまみがあります。
話によると、ある漁師さんは、秋刀魚は刺身に限るといっておられました。
身がぱさぱさして焼き秋刀魚は大してうまくないが、新鮮な秋刀魚は甘みがあり脂ものっていて最高です。
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2011.09.22 Thursday
台風一過
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こんにちは。
今日もすこしおしめのアップです。
さてさて、台風。
被災地、三陸地方にもやってきました。
ちょっと、怖かったですが勇気をだして、崎浜港にお足を運んでみました。
大雨です。
隙あらば、昨日は釣りでもしてみようと思ったんですが、
やはり無理でした。危ないです。
大雨、あたりは横殴りの雨です。
昨日は台風に備えて漁師さんが船の整備をしていたのですが、
今日はどうにもなりません。
こんなときですが、台風がくる前には、漁師さんたちは震災で傷んで使えなくなった船の解体作業をしていました。近頃は、潮位も高く海岸近くにおいてある船舶はもしかしたら流されてしまうこともありえます。
というわけで、崎浜の港は傷んだ船はかなり減りました。
まだ修理して使うものは港に残っています。
が、現在、船舶を修理する業者は、そうとうな受注があるそうで、大忙しです。
崎浜の港に停泊されている船は、他の港に比べると、多い方です。
綾里や鬼沢、越喜来の各港に比べると、数にして大小含めて二桁はあり、
そのうちの何隻は釣り船です。
傷んでしまった漁具やロープの類いの再利用は難しいそうです。
そもそも漁具やロープは消耗品で何年か使うと傷んでしまうそうです。
東側に車を走らせます。
大きなクレーンを積んだ船舶がありました。
これは海底の瓦礫を取り除く震災用のものです。
震災前には町にあったいろいろなものが海底にあるそうです。
台風のため、港内に停泊しています。
台風がくると、表層の波だけでなく、大きなうねりが発生しますので、
大きな船でもそうとう揺れます。
雨がすごいです。
カメラもぬれてしまいます。
港にはウミネコがいました。
こんな台風の中でも耐えています。
もともと海鳥で水にぬれるという事ついて言えば、強いからだに作りになっていると思いますが、この風雨のなかで港に留まっています。
台風の動きも早いので今回は6時間もがんばれば、きっと普段の天気にもどることでしょう。
以上、台風で大荒れの崎浜の港の様子でした。
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2011.09.21 Wednesday
台風の風雨の中の側溝の清掃
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おはようございます。
台風がいます。
近頃の台風は日本付近になると、動きが止まりますよね。
なんだか、天候が予想がつきません。
それでいて、今回の台風は日本付近に近づいてから勢力を増しています。
雨の量も相当降っています。お気をつけ下さい。
さて、今日の写真は、三陸町越喜来の浦浜地区です。
三陸町中心の地域です。
写真は、昨日のものですが、
雨の中でも、震災関連の作業員の方は休む事なく働いておりました。
ご苦労様です。
浦浜川の護岸工事をしているようです。
この地点は海から100m以上はなれています。
しかし、近頃の大潮の満潮時の海水の高さを見ると、どの地区も比較的低い土地は浸水し始めています。川も同じく海水が入ってきて、水面の高さが増しますし、津波のときはこの川を中心にして被害が大きく出ました。
場所を少し海の方へ移動します。
すると、この大雨の中、瓦礫の山の手前に人だかりがあります。
この人たちはいったい何をしているのでしょうか。
しばらく様子を見ます。
手にはスコップ。
頭にはヘルメット、雨にぬれてもいい格好をされています。
人数にして50人はいるようです。
よくみてみると、道路の側溝につまったヘドロや土を取り出しています。
この光景は、大船渡市の赤崎町周辺でもよくめにしました。
赤崎町の西の端から東の端まで5キロはあると思いますが、その道路沿いの側溝の中のものをスコップで取り出されていました。
大変な作業です。
その側溝の掃除が三陸町越喜来の浦浜地区でも始まっています。
この先、どうなるともわからない土地を、政府の今後の土地活用の発表がないのに、動いてしまってはせっかくの努力も無に帰すのは、とはじめは思っていたものです。
が、この下水道や側溝だけは、しっかりやっておかねばならないということがわかりました。下水道や側溝が地域にないと、低いところに水たまりができてしまい、衛生上好ましくないからです。
側溝の掃除には、最初、重いコンクリートのふたを持ち上げて移動させなくてはならない大変な作業です。
この大雨の中、本当にご苦労様です。
近くにこの方々のバスが止まっていました。
どこか内陸か遠くからいらっしゃったと思われます。
そのバスには「東日本大震災ボランティア・連合」と書かれていました。
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2011.09.20 Tuesday
近頃の崎浜の様子
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おはようございます。
今朝はちょっと遅めのアップです。
近頃、台風の影響で、三陸地方も雨が多い天気です。
雨の中、車を走らせていると、意外といろいろな動物に出くわします。
三陸町浦浜地区から崎浜地区にかけてキツネをよくみます。
一昨日はテン。冬になると奇麗な黄色の毛に白い顔のイタチよりふた周り大きな肉食動物です。
昨日は、アナグマ。春はよく目にしましたが、近頃あまり見かけませんでした。
収穫の秋ですので、野山にも様々な食料があるようです。
山の動物たちも活発です。
それから、鳥類では、ヨタカ、アマツバメを目にします。
夏期の繁殖を終えて、南に渡ろうとしているグループです。
さてさて、今朝の写真は、三陸町崎浜の近頃の写真です。
まあ、いつもの様子と大きくかわりがありません。
夏には草がはいていましたが、土地の所有者の方でしょうか。
雑草をしっかりとってありました。
この前やってきた北里時代の友達のA君にふとした話で、思い出したアパート。
マルキューアパートです。
学生当時はいろいろなアパートにお邪魔させていただきましたが、そのほとんどをもう忘れてしまっています。
そう、マルキューアパートは現在も健在です。
半壊した家屋は、だんだんと修繕させてきています。
それから、私が学生の時にはなかったのですが、山崎のYショップがあったそうです。
これも津波によって流されてしまいましたが、現在、仮店舗で営業が再開されています。
そして、手前のものが仮店舗。
奥のものは、新しく建築がはじまった店舗だそうです。
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