2011.06.29 Wednesday
越喜来浦浜地区の瓦礫撤去の状況
JUGEMテーマ:関東・東北大地震〜被災者に応援メッセージを送ろう〜
おはようございます。
こちら三陸沿岸もだんだんと暖かくというか、暑くなってきました。
ちょっと前まで13度で肌寒い状態から30度近くまであがってきたので、気温の差が大きいです。
ニュースでは扇風機の需要が多い中で、供給が追いつかないとか。
確かに、こちらの夏は涼しく短いので冷房器具は、扇風機でことたりるのでしょうが、
震災で家を流されてしまった方の需要を考えると、国内の節電対策に加えてのことなので、
数がたらないのかもしれません。
さて、今日は、越喜来浦浜地区の瓦礫撤去の状況の写真です。
前々から仕事がらこの地区を通るのですが、
瓦礫の撤去はどの程度進んでいるものなのか・・・・。
もしかして、イマイチ進んでいないのではないか・・・・。と思えるように、同じような風景が毎日運転していると目に飛び込んできます。
しかし、この前の土曜日の昼間、この地区を車で通りかかると、
この地域にある重機は総動員されて、瓦礫の撤去、瓦礫の仕分けがされている様子がありました。
おはようございます。
こちら三陸沿岸もだんだんと暖かくというか、暑くなってきました。
ちょっと前まで13度で肌寒い状態から30度近くまであがってきたので、気温の差が大きいです。
ニュースでは扇風機の需要が多い中で、供給が追いつかないとか。
確かに、こちらの夏は涼しく短いので冷房器具は、扇風機でことたりるのでしょうが、
震災で家を流されてしまった方の需要を考えると、国内の節電対策に加えてのことなので、
数がたらないのかもしれません。
さて、今日は、越喜来浦浜地区の瓦礫撤去の状況の写真です。
前々から仕事がらこの地区を通るのですが、
瓦礫の撤去はどの程度進んでいるものなのか・・・・。
もしかして、イマイチ進んでいないのではないか・・・・。と思えるように、同じような風景が毎日運転していると目に飛び込んできます。
しかし、この前の土曜日の昼間、この地区を車で通りかかると、
この地域にある重機は総動員されて、瓦礫の撤去、瓦礫の仕分けがされている様子がありました。
これは越喜来小学校の校庭に集められた木材の瓦礫を仕分けの作業の風景です。
毎日、山になっている瓦礫をもう一度仕分けしています。
大変な作業だと思います。
瓦礫の山は越喜来小学校にあるのではありません。
すくなくとも、5、6ヶ所にあります。
浦浜川の河口です。
ここでも取り壊しの作業が進められています。
これは浦浜川河口の建物。
半分、壊れている状態ですが、今日みたところ既になくなってコンクリートの固まりになっています。
コンクリートの瓦礫は、また別の場所に集められています。
また、何か再利用するのでしょうか。
最終的には、瓦礫や弱った基礎を取り壊して、更地にしている状態です。
建物が建ち始めるにはまだ、時間がかかります。
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2011.06.29 Wednesday
カフェ・ビアン
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崎浜の朝、7次前後は、建設業者の方が関係車両に乗り込んでいきます。
現在、学生用のアパートは、被災された方、建築関係者などが、数多く入居されているので、
ほとんど、空き家はない状態です。
今朝は、昨日までのしとしと雨が降っている状態から、幾分はれている様子。
建設業者の方も、瓦礫の撤去作業がしやすい日になるといいと思っています。
さて、今日の写真をちょっと前に、いった三陸町越喜来の泊地区の高台にあるカフェ・ビアンにいってきたときのものです
まずは、越喜来の浦浜地区から泊地区に向います。
浦浜から泊漁港は防潮堤があったのですが、所々破壊されているところがあります。
車を進めます。
以前あった、松林も海水の影響か、葉の色が茶色に変色しています。
近くには、まだ被災から手がついていない家屋も見られます。
防潮堤の大きなコンクリートの固まりが傾いたり倒れたりしてるところを通り抜けます。
津波のエネルギーの大きさは、たいへんなものです。
そして、いくらか、坂を上ったところにカフェ・ビアンがあります。
ここは、喫茶とカレーがおいしい店として有名で、
高台にたっていて窓から海が見える素敵なレストランです。
震災前までは、夜も営業していたそうですが、
震災後は人があまりはいらないらしく、6時ごろまでの営業時間となっています。
北里大学が撤退してしまったということも、影響があるのでしょうか。
駐車場に車をとめて、ありました。
カフェ、ビアンです。
中にはいって、おすすめの「オムハヤシ」注文します。
カレー以外にも、コーヒー、パフェ、パスタなど、いろいろおいてあります。
三陸町、越喜来地区の繁華街は、浦浜地区の川沿いにあったため、今回の震災でほとんどが流されてしまいました。今、越喜来ある数少ないレストランとなっています。
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2011.06.28 Tuesday
三陸町綾里、小石浜の様子
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こんにちは。
さて、今日の写真は、三陸町綾里の小石浜地区です。
この地区は、震災前までホタテやほやの養殖業が盛んな地域で、
特にホタテはおおぶりで味がよく都市部を中心に高値で取引がされていた、いわばブランド品でした。
まずは、三陸鉄道南リアス線の小石浜駅。
もちろん、電車は不通の状態がつづいているので利用されていません。
右にある鐘は縁結びの願をかけられるようになっています。
本来、地域名は、小石浜というのが正しいのですが、縁結びの成就できる駅として、漢字を変えて、「恋し浜」という名の駅になっています。
駅の待合所に入ります。
すると、ホタテの貝殻に願いを書いて吊るしているものがあります。
震災前は縁結びとして書かれていたものが多いですが、
震災後は震災の復興を祈るような文面も多いです。
千羽鶴もありました。
はやく、三陸鉄道が走るといいなと思ったのですが、
実際の問題として、三陸鉄道を復旧させるには、相当な復旧費用がかかるそうで、
未だ復旧の見通しがあるという発表はありません。
TV番組でもこの件は、扱われているようですが、この先どうなっていくのか、地元の足として復活するのか・・・・動向をみていきたいと思います。
小石浜地区は、漁業関連の被害はありましたが、家屋への被害は少なかった地域です。
まずは、漁業の再開が復興へのカギになることはいうまでもありません。
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2011.06.28 Tuesday
越喜来の浦浜地区国道45線付近
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おはようございます。
今日も、同じく霧と曇りの朝です。
震災後、海の中はどうなっているのでしょうか。
すごく興味があることの一つです。
海野生き物はどのようになっているのでしょう。
漁業は震災からほとんどがストップ。
ある漁業従事者に聞くと、震災で傷んだ漁具の修理などの作業で大変な毎日だそうです。
まだ、いつ漁業が再開できるか、めどが立っていないとの声も聞きました。
私が他県出身者とということを話すと、
地元の自慢というか、その地方の話になります。
すると、よく私がこちらに話すのは、「ウニ」のことです。
ウニってむきたての味を知っている人って以外と都会の中では知らないと思うんです。
冷凍物と三陸産のウニの味では、かなりちがって、むきたての本物を食べると、びっくりしたというと、こちら三陸の人はみなさん、よく知っているので「そう、そう!」という話が盛り上がります。
こちら三陸では、ウニのことを「カゼ」というのですが、
「しばらくカゼたべてねえな〜、カゼ食いて〜」とおっしゃっていた言葉も印象的でした。
さて、今日は三陸町越喜来の浦浜地区です。
写真は、ちょっとまえに撮ったものです。
国道45号線から三陸町越喜来の浦浜地区に入ってくる道で風景を流し撮りしてみました。
民家や繁華街があったメイン通りです。
いろいろなものがたったので、震災前では土地の高さがよくわからないこともありましたが、今回でどこが土地が低かったのかが本当によくわかります。
国道45号線をそれて、越喜来浦浜地区にはいってくると、このような風景があります。
さらに進みます。
この辺り一帯は何もない更地になろうとしています。
大船渡市の大船渡町では、被災した地域は一度更地にして、土を盛って高くするという壮大な計画があるそうです。町自体の土地を高くするというお話を聞いて、びっくりしました。
三陸町も津波対策はどのようになっていくのでしょうか。
今後もみていきたいと思います。
これは以前、お伝えした三陸町泊漁港付近にあった看板です。
泊漁港付近の防潮堤も震災で大変な被害を受けました。
壁がひっくり返ったりしているので、看板のある通り「応急復旧工事」をするというのがわかります。防潮堤は破壊されてしまっているので、おそらく、その残っているものも基礎などを調べないと本格的な工事は無理なのではないかと、見て思いました。
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2011.06.27 Monday
東日本パス
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こんにちは。
こちらは雨です。
東北も梅雨に入り雨がしとしと降っています。
気温は13度ほどと低いですが、ここ大船渡も関東と同じく湿度の高い日々が続いています。
さて、今回の話題は、東北各地の観光情報。
昨日、岩手県の平泉が世界遺産に登録され、震災の影響がまだのこる地域が盛り上がっています。
まず、このポスターから。
これは先日、水沢江刺駅で見たポスター。
表題は「あおもりへいこう」です。
夏休みがだんだんと近くなってきました。
震災前と比べ、観光客の数が震災後はかなり減っています。
あおもりは、とくに東北の中でも震災の影響が少ない地域なので、
まずは、青森を中心に観光業が回復することをねらってのポスターなんでしょうね。
今まで、こちら、岩手県三陸町にこしてから、いろいろな所にいきましたが、
岩手県内陸、山形の蔵王温泉、宮城の秋保温泉、岩手花巻の鉛温泉、それから盛岡周辺の小岩井牧場、一関市周辺の厳美渓、平泉などなど、震災の影響も多少あるかもしれませんが、
今まで通り観光ができる地域になっています。楽天トラベルなどで調べると、温泉宿がかなりの割引で泊まれる宿もあるほどです。
それから、最近、よく見るのが、被災地を訪れる方。
陸前高田の海岸線には、車がよくとまっていて、団体で写真をとっている人々をよく見かけます。岩手県、内陸からレンタカーを使えば、問題なく被災地の様子を巡ることができます。
それから、忘れては行けないのは、JR東日本が出している「JR東日本パス」。
一日1万円で新幹線を含むすべての乗り物が乗れるチケットです。
このようなものを活用すると、お得感一杯です。
詳しくは下のURLへ
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110505.pdf
夏休みは、東北へおいでになってはいかがでしょうか?
ランキングに参加していますこんにちは。
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東北も梅雨に入り雨がしとしと降っています。
気温は13度ほどと低いですが、ここ大船渡も関東と同じく湿度の高い日々が続いています。
さて、今回の話題は、東北各地の観光情報。
昨日、岩手県の平泉が世界遺産に登録され、震災の影響がまだのこる地域が盛り上がっています。
まず、このポスターから。
これは先日、水沢江刺駅で見たポスター。
表題は「あおもりへいこう」です。
夏休みがだんだんと近くなってきました。
震災前と比べ、観光客の数が震災後はかなり減っています。
あおもりは、とくに東北の中でも震災の影響が少ない地域なので、
まずは、青森を中心に観光業が回復することをねらってのポスターなんでしょうね。
今まで、こちら、岩手県三陸町にこしてから、いろいろな所にいきましたが、
岩手県内陸、山形の蔵王温泉、宮城の秋保温泉、岩手花巻の鉛温泉、それから盛岡周辺の小岩井牧場、一関市周辺の厳美渓、平泉などなど、震災の影響も多少あるかもしれませんが、
今まで通り観光ができる地域になっています。楽天トラベルなどで調べると、温泉宿がかなりの割引で泊まれる宿もあるほどです。
それから、最近、よく見るのが、被災地を訪れる方。
陸前高田の海岸線には、車がよくとまっていて、団体で写真をとっている人々をよく見かけます。岩手県、内陸からレンタカーを使えば、問題なく被災地の様子を巡ることができます。
それから、忘れては行けないのは、JR東日本が出している「JR東日本パス」。
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2011.06.27 Monday
赤崎小学校の瓦礫集積所
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おはようございます。
こちらは、曇りです。
梅雨まっただ中です。
ただ、関東の平野部の梅雨のようすとは少し違います。
こちら三陸海岸の梅雨は、長いじとじとした雨はもちろんありますが、
それに加えて気温がやませで比較的低く(15度以下くらい)、海に山が迫っている地形なので霧が発生しやすく、時には幻想的な霧と海と山の風景が見られます。
昨日、地元の建築関係の方とお話しする機会がありました。
瓦礫撤去のほうはどんどんと進んでいて、関東以西の建築会社も多くこちらに入っているということのようです。ただ、大きな仕事には、大きな都会の会社ということで、被災地の建築関係の会社は下請けに回ることがほとんどだそうで、地元にお金が落ちるという点では、全体の姿はなかなか外からでは見えませんが、どうなのでしょうか...。
さて、今日は、赤崎小学校の瓦礫集積所の様子です。
被災地では、瓦礫の集める場所があまりなく困っているという話をよく聞きます。
候補となる土地は、津波で被災した学校のグランドになっていることが多いです。
それでも、まだまだ、集積する場所が足らないのが現実のように見えます。
それから、被災した学校の校舎は、使われず、被災板となりの学校と合同で授業が執り行われています。一つの校舎に学校がそのまま2つはいっている状態です。簡単にいうと、校長先生2名、副校長先生2名、音楽の先生2名・・・・といったように教育活動は一つの校内でまったく別で進められているそうです。
赤崎小学校の様子です。
瓦礫が山のように集められています。
もちろん、分別されています。
ただ、この先、集めた跡がどうなっていくのか、様子をうかがっていたのですが、
金属類はこのように四角くまとめられていました。
コンクリートの瓦礫も業者が、手を付け始めたというニュースも聞いています。
こちらは石灰がまいてあります。生ゴミのたぐいが埋め立てられているのでしょうか。
瓦礫の撤去は、建物の土台まで崩して集積されています。
その後、大船渡市大船渡町は、土地が低いため土を盛って、今回被災した土地自体を高くする壮大な計画がすでにあるそうです。
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2011.06.26 Sunday
赤崎町の海岸にある全壊した家屋
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こんにちは。
今日、2回目のアップです。
今回の話題は、木造家屋です。
大船渡の様子をみていると、木造家屋は津波にたいして弱かったのではないかと思えるような跡がいくつかあります。
大船渡湾は、半島がせり出していて、湾の入り口が狭いため、今回の震災では大船渡の津波の影響は、どちらかというと波がどーっとやってきたというよりは海面がどんどん上昇していって町が海に沈んだ状態になったということを聞いています。
すると、押してきた波に対しては、耐えられる木造家屋もあるかもしれませんが、
海中に沈んだ状態になってしまうと、木造住宅は木材の特性で浮力が発生して、波の力も同時加わり、基礎からはなれて海面に浮いてしまうというような映像を目にします。
これはきっと、どこの地域でも今回の震災で見られたことだと思いますが、
その浮いた家屋は引き潮によって海にもっていかれて、海中の瓦礫となっている可能性がとても高いです。
もしくは、海岸にのこっている状態になっています。
下の写真は大船渡市赤崎町ものです。
比較的新しい家屋もこのような状態になって、海岸近くに倒れています。
赤崎町には、このような家屋がいくつもまだ残っている状態です。
瓦礫の撤去にも、やはり優先順位があると思うので、徐々に片付けられていくのだと思います。
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2011.06.26 Sunday
三陸町綾里地区
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おはようございます。
今朝も涼しいです。
13度前後の気温です。
どちらかというと、さわやかな感じです。
昨日、車を三陸町内で走らせていると、一つ気づいたことが。
それは、平日、三陸町の浦浜地区からはなれて仕事をしているため、
平日、どのような様子になっているしりませんでした。
しかし、昨日は、建築関係者、被災した住宅をもっている方などが、瓦礫の撤去などを行っている姿をみました。この地区にある10台弱の重機は休むことなく動いていました。毎日、この地区を見ながら通勤しているのですが、あまり変化がないな〜と思っていたのですが、
平日(土曜日含む)は、みなさん総出で瓦礫の撤去が行われています。
変化がないと思っていた地区も実は、少しずつですが、確実に片付けが進んでいます。
長い期間で変化を見ていくと、そうとうかわっていくのではないかなと思いました。
それから、近頃よく目にするのが、浦浜地区や崎浜地区で、他県ナンバーや岩手県ナンバーの車が止まっていて、そばで写真を撮っている人がいます。特に、崎浜は、なにか縁があっていらっしゃっているようにもみえ、もしかしたら大学の OB,OGなのかな?と思うこともしばしばあります。
さて、今日の写真は、三陸町綾里です。
綾里は私自身が働いている地区ですが、今まであまり出しませんでした。
出さなかったという方が正しいでしょうか。
綾里地区は、高台に家がたっているところも多く、被災した場所は限られていますが、
この地区は6月下旬の現在において、かなり瓦礫の撤去が進んでいます。
まずは、綾里の海水浴場から。
大船渡や内陸の方で、この綾里の海水浴場を利用された方は、すくなくないのではないでしょうか。
この海水浴場のある砂浜は、津波があったものの残っています。
陸前高田の高田松原や三陸町の吉浜の砂浜は津波で砂自体がダメージを受けてしまっていますが、ここ綾里に砂浜は残っています。
きっと、少し整備すれば、従来の海水浴ができると思ってしまうほどです。
ただ、他の場所と同じく、防潮堤は大きく破壊されています。
高潮、大潮のときに海水が入ってこないように、大きな土のうが積んであります。
土のうの中は、震災で瓦礫になったコンクリートです。
防潮堤の扉がなくなってしまっていますから、土のうがそのままおかれています。
この地点から反対の山側の様子です。
この旧駐車場付近が、綾里地区の瓦礫置き場になっています。
綾里地区は片付けが早かったので、こちらに瓦礫が集まっていています。
家財道具関連のものや、漁具、木材など様々なものが分けられて、山になっています。
左上に見える建物は、安らぎの宿、廣洋館です。
この高さまでは津波はきていません。
三陸町、綾里地区も復興にむけ、動いています。
ある地域の方のお話では、津波や地震はある意味、沿岸では生活の一部で、
それはいつかくるとは思っていた。でも、原発の影響が岩手県の沿岸にくるのは、どうも・・・どのように対策を練ったらいいかわからないな・・・とおっしゃっていました。
昔からこういった沿岸の地区は、津波と地震は自然災害があるものとして生活してきているようです。ただ、原発はこちら岩手県の沿岸からその様子を見ていても自然災害の種類ではないように見えます。
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2011.06.25 Saturday
越喜来、浦浜
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おはようございます。
関東以西の地域は暑いようですね。
猛暑と聞いています。
こちらは、一時期ちょっと蒸し暑かったときがありましたが、
夕方になると、気温が13度。やませが毎日のようにやってきます。
最近、植村直己の本をよく読んでいます。
世界5大陸最高峰を世界初で登頂に成功したり、グリーンランド単独犬ぞり縦断を成功させたり、世界中に名をはせた植村直己の本です。対話談や自己の冒険の記録が克明に文面に表現されていて読んでいる自分もなんだかグリーンランドにいるような感覚さえ覚えるものでした。
なんだか、本を読みふけっていると、彼の謙虚でありながら、ハングリーな精神がかいまみえます。
話はかわって、今日の写真は、越喜来の浦浜地区です。
崎浜地区からいつものように綾里へ通勤している途中にある三陸町中心の地区です。
以前は所々写真を載せましたが、今日は、崎浜から浦浜にさしかかる長い下り坂から写真を次々に撮った様子を載せていきます。
奥が浦浜地区の集落になります。
こちらのお店は、被災していましたが、開店の様子が見られました。
近々、営業を再開されるのでしょうか。
15年前にはこのお店はなかったので、どのようなものかは私はよくわかっていません。
しかし、崎浜、浦浜地区で日用品、食料品をうっているのは、国道45号線沿いのローソンしかない状態なので、ぜひとも開店までこぎ着けていただきたいと思って毎日通勤しています。
浦浜地区に近づいていきます。
一時期、瓦礫の撤去は、一定のペースで進んでいます。
今日は土曜日。建築関係の方中心に、重機で休まず瓦礫の撤去が進められています。
瓦礫を集めているのが左奥に見える建物(越喜来小学校)の運動場なのですが、そこに分類が進んでいます。ただ、集められた後、その先の処理、例えば、埋め立てなのか、消却なのかという処理がまだまだ進んでいないようにも見えます。
この先、どうなっていくのでしょう。
しばらく、地元紙やメディアの報道とともに、様子をみていきたいと思っています。
これが、国道45号線の越喜来のローソン。
毎朝、それから毎晩、建築関係者や学生を中心に繁盛しています。
店の中には、キャベツやタマネギ、肉類など、普段町のローソンで売っている物以外に特設コーナーで生鮮食品もいくらかおいてあります。
越喜来に他にお店がないというのが大きな理由でしょう。
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2011.06.24 Friday
崎浜の仮設住宅
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こんにちは。
今日は、漁業の話題から。
アパートのとなり部屋に住んでいる方も夫婦で崎浜で家を流されてしまいました。
そんな方々と、たまに近所付き合いをしています。
私がたまに関東に帰ると、関東のお土産を、
隣の方は崎浜でとれた新鮮な魚介類を、もらったり、差し上げたありしています。
と、昨日、ちょっと驚く物をいただいてしまいました。
「昨日、崎浜沖でとれた物」といってお皿にのせてもってきたもの。
それは正式な和名はトゲクリガニでした。地元ではクリガニと呼ばれたりしています。
そのトゲクリガニ。大きいのです。私の感覚では、男性の握りこぶし小といった大きさだとおもっていた生き物ですが、今回いただいたのは、その握りこぶし大というおおぶりなもので、
甲羅をはずして中をみたら、かにみそがいっぱいつまっていました。
15年ぶりの大きなトゲクリガニをおいしくいただきました。
こんなやりとりもなんだか、崎浜の復興といってもなんですが、前進しているな〜と思うような一場面でした。
さて、今日は、崎浜の仮設住宅のようす。
あまり、中に入って撮影をするのは、あまりよくないだろうと思い、入り口だけにしておきます。場所は、崎浜小学校の校庭です。
いくらかの崎浜の方は、北里大学の学生用のアパートに入居されていますが、
たてものはあくまで一人暮らし用のもの、大家族がはいれるよなものではありません。
そんな方が選ばれて入居しているのでしょうか。
崎浜小学校は、学校自体が、被災してしまった越喜来小学校と同じく、甫嶺小学校のほうへ校舎を移し、合同で(クラス自体はべつ教室で、決して、合併したということではないです。)授業がおこなわれているそうです。
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